昨日は、カンバーランド長老キリスト教会の牧師会一日研修会があり、キリスト新聞の松谷信司さん(若いんだけど代表取締役社長です!)から、「SNSが拓く新時代の伝道論」という演題のもと、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使って教会からの発信を強めていくことについて学びました。
僕は以前 『Ministry』という季刊雑誌を創刊する際の編集委員をしていて、3年ぐらいでしたか、松谷編集長のもと編集会議に参加していたのですが、その頃から彼はカードゲームやコミック、アニメといった若者のサブカルチャーの中でキリスト教からのメッセージを発信できないかと、新しいアイディアをいろいろ出していました。
当時、僕らオジサン編集委員(牧師や神学者)たちは「なにそれ?おいしいの?」という感じで、でも、「よくわからんけど、ともかく商品化してみたら。食いつく人たちは結構いるんじゃない?」などと(無責任に)言っていたのです。すると間もなく、カードゲームは本当に製品となり、次々ヒット作を生み出しているようです。
キリスト新聞っていう会社はとても小さくて経営が大変なのですが、それだけにやることが大胆で、面白い。
さて、その松谷さんから牧師たちは、TwitterなどのSNSを使って牧師個人からのメッセージをどんどん発してください、と発破をかけられました。教会ってどんなところか、牧師って何をしているどんな人なのか。知りたいと思っている人は多いんですが――これは松谷さんが著書『キリスト教のリアル』などへの反応か実感していること――発信はとても少ないんですよ、とのこと。
僕はFacebookでは時々思い出したようにタイムラインに書き込みをしていますが、これは主に、リアルな友だちや知り合い向け。特にFacebookは、海外の友人でやっている人が多いので、その人たちとつながっているためにやっているという感じが強いかもしれません。
Twitterは以前にアカウントを作りましたが、だらだらと長く文を書く傾向の強い僕には字数の140字以内という制約――あれ、今調べたら280字に増えたんですね――が窮屈で、テスト発信をしてそのまま放置。
時々思い出したように、トランプ大統領の過激なツイートや、前に講演会に来て頂いて「私のツイートをフォローしてくだされば相当な情報が入手できますよ」と言われてフォローを始めた孫崎享さんなど、ごく限られた人たちのツイートをまとめて読むだけでした。
しかし、せっかく松谷さんから良い刺激を頂いたので、しばらくちょっとTwitterも試してみようと思います。他の牧師たちも、「Twitterの垢、放置していたけど、再開するかな」とか、「よくわからんが挑戦してみよう」と口走って(!?)おりました。敬愛するK月先生のように「僕はついにスマホ買うことにしたよ」という方も。
僕も含め、さてどうなることやら、三日坊主に終わらないといいけど・・・という感じではありますが、まあやってみます。このブログをのぞいてくださる皆さんにも、読んで頂けたら幸いです。
よろしくお願いします。
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