2008年 04月 22日
神を楽しむ坂 |
昨日はある会合に呼ばれたので、会合場所の最寄り駅、地下鉄の東西線の神楽坂でおりて、昼過ぎの神楽坂をぶらぶらと飯田橋方向にくだっていった。
そこいら中に「神楽坂」というのぼりが出ている。花水木の並木が美しい。神楽坂って、庶民的な味わいがあっていいところだな、と思う。
「神楽」という名前が頭の中でころころとまわりだし、しばし霊想。いや妄想か?
神楽って、神道において神前に踊りや舞を奉納するパフォーマンスのことなのだろうけれど、キリスト教的に解釈すると、とてもいい言葉だ。
神を楽しむ。
ウエストミンスター小教理問答の第1問を想起する。
問1 人の主たる目的は何か。
答 人の主たる目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を喜ぶことである。
英語でいうと
What is the chief end of man?
Man's chief end is to glorify God, and to enjoy him forever.
エンジョイ。だから神を楽しむ、と訳せないこともない。
人生の坂はいろいろあって、上り坂、下り坂、それにマサカ・・・・なんて前にコイズミが言ってたけど、僕らの視点から言えば、人生の坂は上りでも、下りも、いつも神楽坂。
そんなことをのんきに考えならぶらぶら歩く春の昼下がり。
昨晩遅くまで、総会実行委員会の会議があって、「いったいこんな大勢の海外からの客人を向かえてどうなっちゃうの?」と神経をぴりぴりさせていただけに、リラックスする良いひとときだった。
by boxy-diary
| 2008-04-22 14:52
| 牧師の動静