再び雪 |
しかも、記録的な大雪でしたね。
Facebookで甲府の牧師たちからの情況レポートを読んでいましたが、本当に甲府盆地全体がすっぽり雪で覆われて、まったく身動きが取れなくなったのだなと思います。また、山形の山深いところにある基督教学校で教えた後、福島・白河の自宅に帰る道中、渋滞で車がまったく動かなくなってしまい、大変な(下手をすれば命にかかわる)難儀をされた友人Mさんのニュースフィードにも、祈らずにおれませんでした。
めぐみ教会の前は、土曜朝こんな感じでした。
多くの方が、カーポートが壊れた、雨どいが壊れたといった被害を受けたと思いますが、めぐみ教会も例外ではなく、こんな雪害がありました。
教会の屋根の北側勾配は非常にきつく、積った雪がそのまま下に落ちると、お隣りさんのひさしと物置の屋根を直撃してしまいます。実は1998年1月末に完成した直後、続けて大雪が降り、お隣りに大変ご迷惑をおかけしてしまったのです。そこですぐに、雨どいの外側に高さ40センチほどのフェンスを設置しました。フェンスとひさしの間には20センチほどの空間があり、フェンスにあたった雪がその隙間から真下に落ちる、という仕組みです。(これ、頭いいでしょ。僕が建築会社にそういうのを作ってほしいと頼んだのです。普通の雪止めでは歯がたたないので。)
これまで、この雪止めのお蔭で無事雪をストップしてきましたが、今回の重い雪には対抗しきれなかったようです。(あちこちの体育館や駅舎の屋根が崩落しているのですから、無理もないですよね。) 雪によってひんまげられ、一部はフェンスの接合部がはずれてしまいました。
そのため、教会とお隣りさんの間には大量の雪が積もり、土曜の朝、外へ出てみると、まったく通行不能の状態になっておりました。これは困った!
早速、こういう時は腕っ節の強いあの男だと、教会員Yさん(“隊長”と呼ばれています)を電話で呼び出し、二人で雪をかき出しました。
なにせ狭い通路ですので、掘った雪をカゴに放り込むのに簡単には回転もできず、難渋しました。雪を道路まで運び出すのも一苦労。
雪かきは結構得意な方ですが、こういう手間のかかる雪かきは初めてで、雪運びで腰が痛くなりましたよ。とほほ・・・
が、苦労の甲斐あり、お隣さんの御勝手口(というか、ここが今は玄関になっています)まで無事開通。ご迷惑をおかけせずに済み、胸をなでおろした次第です。
その後、勢いのついた“隊長”は、教会前の歩道を両隣り前の先まできれいに雪かきしてくれて、道行く人の足元を守る働き。感謝、感謝。
やや体が重く感じる日曜朝、僕は朝7時過ぎに家を出て、横浜の蒔田教会に向かいました。礼拝説教と、午後の研修会で「賛美歌のあとに唱和する”アーメン”について」ちょっとした話をするためです。
めぐみ教会には10か月振りにイチロー神学生が来てくれました。
1年間、我々と共に教会生活をし、みんなに愛された神学生です。
彼の説教者としての成長を見守り、祈り、そしてちょっと厳しめの愛の苦言を呈するため(!?)にも、時折来てもらおうではないかと、小会(長老会)で話しています。
多摩地区でも、場所によっては雪の影響がかなり深刻で、青梅・羽村から通っている会員の方々は来られず。近くの方々でも、危ないと思われる方には、「無理はしないように。どうぞお休みください」と伝えました。実際、お休みすると判断された方々はかなりおられ、それで良かったと思います。
めぐみ教会の現在の方針としては、「雪の為礼拝をお休みします」というキャンセルの告知は余程のことがない限りしませんが(問題なく来られる方々も必ず存在するので)、各自の判断により、お休みして自宅で礼拝をささげるという選択をされることは推奨いたします。
来たから偉い、休んだからダメ、といったことはありません。
礼拝を守れるというのは、個人の努力の成果というより、神様の恵みなのです。