2013年 07月 18日
投票に行きましょう |
もう次の日曜が参議院議員選挙です。
多くのマスコミは自らの責任を放棄してしまっているようで、「自民大勝」ムードを煽っています。それにのせられて、その通りに投票行動が誘導されてしまったら。
国民多数派が自民党の提示している方向を支持した、ということになってしまうのです。
「別に関心ない」、「関係ない」、「入れたい人がいない」と思っておられる方、あなたが行かないという選択をすることは、「大勝」ムードにのる側を支持する側にまわった、ということになるのです。
ぜひ投票に行きましょう。
めぐみ教会でも週報等を通して、「投票に必ず行き、各党の主張をよく知って、よくよく考えた上で一票を投じることが、一人の国民として、そしてキリスト者としての社会への責任である」と訴え、投票を呼びかけています。
3週間前に入院したKさんは、「病院からでも投票ができると教わりましたので、必ず投票します。とてもじゃないけど、黙って見ていられませんもの」とおっしゃっていました。都議会議員選挙の時も、医院から自宅へ帰る途中、かなり無理をして市役所にまわって期日前投票をされたとのこと。その姿勢に励まされます。
今、日本に生きる者の人間としての尊厳と権利が損なわれるような危険が迫ってきています。
「アベノミクスで経済がよくなることが第一ではないか」、「いれる人がいないから」、「野党が頼りないから、やっぱりこれまで日本を支えてきてくれた自民党に頼るしかない」と思っておられる方々、「お上に頼っているのがいちばん」という我々の体質を変えましょうよ。テレビの世論誘導的報道に流されるのをやめましょうよ。人為的なバブル誘発策による目先の株価の上昇でだまされないようにしましょうよ。
わたしたちに進路の決定が委ねられているですから。
以下の点が・・・他にもありますが、ともかくはこの三点が・・・とてもとても心配です。
〇憲法96条の改訂による改憲条件の緩和
⇒ 自民党改憲案にみられる平和憲法の否定、国民の権利の制限、国家権力の強化。
国会の「3分の2以上」を「過半数」にしたら、実質的に民主主義の放棄に等しい改憲案を容易に通せるようになる。
〇原子力発電所の再稼働
⇒ 電力会社の延命と、今後の商売が、いのちを守ることに優先。
福島の事故収束さえまったくできず、既存原発の安全対策も使用済み燃料の処理策もまったくない中で、他国に「死の商人」のごとく、原発を売り込もうとしているのは正気の沙汰と言えない。
〇TPP交渉参加
⇒ 農業のみならず、医療、教育など多くの重要分野でグローバル経済(要するに、ごく一部の巨大企業のみが富を得る体制)による浸食、生活破壊が発生。
日本を取り戻す、という首相のスローガンは、日本を自民党・官僚・米国の権益保持者に取り戻す、ということでしょうか。正しくは、日本を吸い尽くす。
なお、これはキリスト教関係者の読者の方々のための付言ですが、わたしは一人のクリスチャン・牧師として、政治的発言をすることをためらいません。
人間の基本的人権を擁護すること
正義を守ること
人間や他の被造物の尊厳を守ること
が、明らかに損なわれようとしている時、それにNO!を言い、それに代わる案を示していくことは、きわめて信仰的なこと、霊的なことであり、それを避けて、ただ内心の平安の世界にこもるのは主イエスに従うことではない、と考えます。
宗教的であることは知的であることと矛盾することではないし、政治的であることは霊的であることと矛盾することではない。
多くのマスコミは自らの責任を放棄してしまっているようで、「自民大勝」ムードを煽っています。それにのせられて、その通りに投票行動が誘導されてしまったら。
国民多数派が自民党の提示している方向を支持した、ということになってしまうのです。
「別に関心ない」、「関係ない」、「入れたい人がいない」と思っておられる方、あなたが行かないという選択をすることは、「大勝」ムードにのる側を支持する側にまわった、ということになるのです。
ぜひ投票に行きましょう。
めぐみ教会でも週報等を通して、「投票に必ず行き、各党の主張をよく知って、よくよく考えた上で一票を投じることが、一人の国民として、そしてキリスト者としての社会への責任である」と訴え、投票を呼びかけています。
3週間前に入院したKさんは、「病院からでも投票ができると教わりましたので、必ず投票します。とてもじゃないけど、黙って見ていられませんもの」とおっしゃっていました。都議会議員選挙の時も、医院から自宅へ帰る途中、かなり無理をして市役所にまわって期日前投票をされたとのこと。その姿勢に励まされます。
今、日本に生きる者の人間としての尊厳と権利が損なわれるような危険が迫ってきています。
「アベノミクスで経済がよくなることが第一ではないか」、「いれる人がいないから」、「野党が頼りないから、やっぱりこれまで日本を支えてきてくれた自民党に頼るしかない」と思っておられる方々、「お上に頼っているのがいちばん」という我々の体質を変えましょうよ。テレビの世論誘導的報道に流されるのをやめましょうよ。人為的なバブル誘発策による目先の株価の上昇でだまされないようにしましょうよ。
わたしたちに進路の決定が委ねられているですから。
以下の点が・・・他にもありますが、ともかくはこの三点が・・・とてもとても心配です。
〇憲法96条の改訂による改憲条件の緩和
⇒ 自民党改憲案にみられる平和憲法の否定、国民の権利の制限、国家権力の強化。
国会の「3分の2以上」を「過半数」にしたら、実質的に民主主義の放棄に等しい改憲案を容易に通せるようになる。
〇原子力発電所の再稼働
⇒ 電力会社の延命と、今後の商売が、いのちを守ることに優先。
福島の事故収束さえまったくできず、既存原発の安全対策も使用済み燃料の処理策もまったくない中で、他国に「死の商人」のごとく、原発を売り込もうとしているのは正気の沙汰と言えない。
〇TPP交渉参加
⇒ 農業のみならず、医療、教育など多くの重要分野でグローバル経済(要するに、ごく一部の巨大企業のみが富を得る体制)による浸食、生活破壊が発生。
日本を取り戻す、という首相のスローガンは、日本を自民党・官僚・米国の権益保持者に取り戻す、ということでしょうか。正しくは、日本を吸い尽くす。
なお、これはキリスト教関係者の読者の方々のための付言ですが、わたしは一人のクリスチャン・牧師として、政治的発言をすることをためらいません。
人間の基本的人権を擁護すること
正義を守ること
人間や他の被造物の尊厳を守ること
が、明らかに損なわれようとしている時、それにNO!を言い、それに代わる案を示していくことは、きわめて信仰的なこと、霊的なことであり、それを避けて、ただ内心の平安の世界にこもるのは主イエスに従うことではない、と考えます。
宗教的であることは知的であることと矛盾することではないし、政治的であることは霊的であることと矛盾することではない。
by boxy-diary
| 2013-07-18 11:57
| 今この世界で