良い癖を身につける |
聖書:エフェソの信徒への手紙5章6-20節
今日は、エフェソ書5章から、いくつかのきわめて実践的な信仰生活の教えを聞きました。それらはどれも、「大事な教えですね。感銘を受けました」で終わったらまったく意味をもたない事柄です。生活の中で習慣化され、継続されていかねば、聞いたことにならないのです。良い習慣を身につけるというのは大事だとつくづく思います。
「良い習慣は才能にまさる」といいます。本当にそうです。豊かな才能を与えられている人だって、悪い習慣を身につけてしまえば、そのギフトを損なってしまう・・・そんな残念な例をどれほど見ることでしょうか。
人間というのは、いっときの感動や興奮によって変われるものではなく、感動や興奮を起点とした修練の道に歩み出して、良い習慣を身につけて、日々の実践の中で少しずつ少しずつ作り上げられていくのです。
「良い習慣を身につけなさい」というのは、受験生向けの本とか、ビジネスマン向けの自己啓発書に必ず書かれているようなことだと思いますが、実は、信仰者のキリストに従っていく生活にむけてこそ、いわれるべきことではないでしょうか。
生活の中のこの場面、あの場面で、「何が主に喜ばれるかを吟味」して、主イエスだったらどうされるかを考えて判断をしていくこと。悪い時代だからこそ、時を用いること(時を救い出すこと)。詩編から、聖書から、創作歌から、神をほめうたえ、深く広く感謝できる体質を作ること。
かつては闇だったのに光とされたあなた!
どうかあなたが、良い習慣を身につけて、光として神さまとこの時代に奉仕できますように。