2009年 10月 14日
良いニュース |
今朝の東京新聞より
政府が国家戦略室のメンバーに、「年越し派遣村」で村長を務めた湯浅誠氏(40)を起用する方向で調整していることが十三日、分かった。
非常勤国家公務員の政策参与として雇用対策に助言する。菅直人国家戦略担当相が週内に発表する。
菅氏は十三日の閣僚懇談会で、政府の緊急雇用対策本部の初会合を十六日に開き、二十六日召集予定の臨時国会前に緊急対策をまとめる方針を示した。ハローワークで失業者に住居をあっせんし、生活保護申請も受け付ける「ワンストップサービス」などに、湯浅氏の経験を生かす考えだ。
湯浅氏は大学院在学中からホームレス支援活動を始め、二〇〇七年から「反貧困ネットワーク」事務局長。昨年末から年明けに東京・日比谷公園に設営された年越し派遣村で中心的な役割を果たした。
菅氏は戦略室のメンバーに、地球温暖化問題に精通する前東大学長の小宮山宏・三菱総合研究所理事長(64)も起用する方向。鳩山政権が掲げる温室効果ガスの一九九〇年比25%削減の実現に向けて知見を求める考えだ。
おっ!と思った。良いニュースだ。菅さんグッジョブ。
湯浅氏のことは、4年ほど前だろうか、飯田橋のビルの一室にあった「もやい」事務所でお見かけしたことがある。名称は正確に覚えていないが、生活困窮者への援助ボランティア講座といった趣旨の公開勉強会があるというのを偶々知った。「もやい」に通ってボランティアするのは時間的に無理そうだったが、教会でしばしば直面する課題に役立つのではないかと思い、それでもよいということなので参加したのだった。
その講座は、学生時代から湯浅氏とコンビでやっている方(この人もナカナカの切れ者で、誠実そうな人物)が講師だったが、そこを通りかかった湯浅氏を紹介してくれた。愛想のない、しかし鋭い目をした青年だった。こういう有能な青年たちが貧困問題に一所懸命に、そしてユニークな発想で取り組んでくれているのだ、と感銘を受けたのを覚えている。
その後、湯浅氏はたびたびメディアで紹介されるようになった。「もやい」の取り組み、そして「反貧困ネットワーク」の活躍は注目に値する。まさに現場からの声、現場の視線の代表者だ。
そんな人物を、「国家戦略」なんて大仰な名前を持つ場所に抜擢するというのは、なかなかのワザではないか。
湯浅氏には、「国家」の思惑や妙な誘惑に巻き込まれずに、現場代表としてがんばってほしい。
そうそう。
11月3日(火曜・文化の日)の<めぐみ祭>の準備がはじまってます。
今は、バザー用の品物集めが急務です。
ご提供くださる方いらっしゃったら、お声かけてください。
収益は、日本国際飢餓対策機構、ペシャワール会といった国際NGO、日本FEBCなどの伝道団体、地元の福祉作業所、教会の働きなどに捧げられます。
お電話くだされば、大きいものなどは取りに伺いますよ。
政府が国家戦略室のメンバーに、「年越し派遣村」で村長を務めた湯浅誠氏(40)を起用する方向で調整していることが十三日、分かった。
非常勤国家公務員の政策参与として雇用対策に助言する。菅直人国家戦略担当相が週内に発表する。
菅氏は十三日の閣僚懇談会で、政府の緊急雇用対策本部の初会合を十六日に開き、二十六日召集予定の臨時国会前に緊急対策をまとめる方針を示した。ハローワークで失業者に住居をあっせんし、生活保護申請も受け付ける「ワンストップサービス」などに、湯浅氏の経験を生かす考えだ。
湯浅氏は大学院在学中からホームレス支援活動を始め、二〇〇七年から「反貧困ネットワーク」事務局長。昨年末から年明けに東京・日比谷公園に設営された年越し派遣村で中心的な役割を果たした。
菅氏は戦略室のメンバーに、地球温暖化問題に精通する前東大学長の小宮山宏・三菱総合研究所理事長(64)も起用する方向。鳩山政権が掲げる温室効果ガスの一九九〇年比25%削減の実現に向けて知見を求める考えだ。
おっ!と思った。良いニュースだ。菅さんグッジョブ。
湯浅氏のことは、4年ほど前だろうか、飯田橋のビルの一室にあった「もやい」事務所でお見かけしたことがある。名称は正確に覚えていないが、生活困窮者への援助ボランティア講座といった趣旨の公開勉強会があるというのを偶々知った。「もやい」に通ってボランティアするのは時間的に無理そうだったが、教会でしばしば直面する課題に役立つのではないかと思い、それでもよいということなので参加したのだった。
その講座は、学生時代から湯浅氏とコンビでやっている方(この人もナカナカの切れ者で、誠実そうな人物)が講師だったが、そこを通りかかった湯浅氏を紹介してくれた。愛想のない、しかし鋭い目をした青年だった。こういう有能な青年たちが貧困問題に一所懸命に、そしてユニークな発想で取り組んでくれているのだ、と感銘を受けたのを覚えている。
その後、湯浅氏はたびたびメディアで紹介されるようになった。「もやい」の取り組み、そして「反貧困ネットワーク」の活躍は注目に値する。まさに現場からの声、現場の視線の代表者だ。
そんな人物を、「国家戦略」なんて大仰な名前を持つ場所に抜擢するというのは、なかなかのワザではないか。
湯浅氏には、「国家」の思惑や妙な誘惑に巻き込まれずに、現場代表としてがんばってほしい。
そうそう。
11月3日(火曜・文化の日)の<めぐみ祭>の準備がはじまってます。
今は、バザー用の品物集めが急務です。
ご提供くださる方いらっしゃったら、お声かけてください。
収益は、日本国際飢餓対策機構、ペシャワール会といった国際NGO、日本FEBCなどの伝道団体、地元の福祉作業所、教会の働きなどに捧げられます。
お電話くだされば、大きいものなどは取りに伺いますよ。
by boxy-diary
| 2009-10-14 15:17
| 今この世界で