下見ついでに登山 または登山ついでに下見 |
8月4日(火曜)
午後3時 立川でO兄を乗せ中央高速八王子ICへ
午後4時半 西湖周辺でユースキャンプ1日目の昼をすごすのに良い場所を探す。
西湖蝙蝠穴は、人もわりと少ないし、ヘルメットをかぶって入るなど冒険気分も出てよいかも。富士風穴の交差点と蝙蝠穴の中間あたりに、紅葉台への自然散策道の入口があり、ここから約20歩いて紅葉台に登るのもよいかも。
毛無山登山道の上り口、「麓」の河原も探索。前回ここへ来たのはイガちゃんボクシと毛無登山に来た時か?もう10年以上前かな。「麓の家」の近くに、「ふもとっぱら」という施設ができていた。(ウェブで情報をみたが、諸々の料金の高さにびっくり。) 登山道入口に駐車場があるが、ここは1台500円もとられる(by ふもとっぱら)ので、はるか遠くにある無料駐車場にとめる必要あり。なんか悲しいね。
午後6時50分 富士山スカイラインで富士宮口の新五合目駐車場へ。先月、落石事故があり駐車中のキャンピングカーに乗っていた方が直撃されて亡くなったという。そのため駐車場の一部が閉鎖されていた。
新五合目から富士山を見上げて一枚。
約2時間、車中で仮眠。周りの車からは若者たちの楽しそうな声が。最近山であまり見かけなくなった若者たちが、ここ富士山にはいっぱいいる。嬉しいね。
午後10時 登山開始。新5合目は標高が2400mあり、山頂との高低差は1376m。1440mから登り始める御殿場口や、2000mからの須走口に比べると、ずっと楽なコースだ。あまり早くに山頂に着いてしまっても、日の出(“ご来光”)を待つ時間が長くなって寒いので、なるべくゆっくり登る。
海外からの旅行者が多い。英語、スペイン語、ドイツ語で話している人たち。富士山ってインタナショナルなマウンテンなんだね。
自衛隊の訓練登山の一行が。30名ぐらいかな?迷彩色のユニフォームや、やはり迷彩色のザックがやけに新しい。顔も幼い。新兵訓練? この人たちのあとにつくと登山道渋滞にはまってしまうので、彼らの休憩中に先に行き、追いつかれないように気をつける。
8月5日(水)
午前3時 剣が峰の元測候所に到着。富士宮口からの山頂についたあと、この剣が峰に登る砂礫の急坂がいちばんきつかった。辿り着くと、先着のお客さんは若い白人の2人だけ。しばしの挨拶交換のあとは、静寂にひたりつつバーナーで湯をわかし、O兄と二人でカレーカップヌードルを喰う。
午前4時50分頃 山頂は人でいっぱい。みんなカメラを構えて日の出を待つ。雲海が厚いので、なかなか太陽さんはあらわれない。
来た!
お鉢の向こう側にも人影が多く見える。富士吉田口から登った人たちだろう。そちらからの歓声が聞えてくる。
元測候所の脇には「展望台」があり、そこに上がると、「影富士」が見えた。
あと少しここで待っていれば、こういうふうになったらしい。(画像は拝借した物)
午前5時15分下山開始
富士宮口はこれから登ってくる人が多く、混雑しそうなので、御殿場口からおりる。再び自衛隊さんがいらしたが、すぐにこちらに気付いて道を譲ってくれたので(感じのいい若者たちでした)、抜かせてもらって早足で進むと、あとはほとんど人に会わない。なんという御殿場口の閑散ぶり。(少しはこちらにまわればいいのにね。)
大砂走りがはじまって少したったところに、宝永山への分岐があり、そちらへ。宝永火口に向かう下り坂は、大またで半ばジャンプしながら砂走りをこころみる!結構これも疲れる・・・
火口の底でひと休み。O兄にもらったみかんを食べる。うまい。
それにしてもこのコースは人が少なくていい。富士宮口の登山路がみえるが、そちらは数珠つなぎの人だ。下山路にこちらを選択したのは正解。
午前8時15分 駐車場に帰着。
再びキャンプの下見。
陣場の滝がとてもいい。お弁当を広げるには最高の場所だ。
川で水遊びもできる。
その後、麓の吊橋も行ってみたが、川に水がないし、草いきれで暑い。
陣場の滝に国道139号から右へはいっていく道の目じるしはこれ。
ユースキャンプのドライバーさんたち、この看板を覚えておいてくださいね。