2014年 12月 05日
「とっても早い」クリスマスコンサート |
若い声っていいですね。
なんというか、瑞々しくて、力があるのです。
そして、それが良い指導者のもとで訓練されてハーモニーを作りだす時、そこに美しさが生まれます。
ただ既存の楽譜をこなす、というのではなくて、この作品はどう表現されたがっているだろうかと考え、作品の潜在的な魅力をひきだすような編曲をもって演奏する時、そこに楽しさが生まれます。
洗足学園音楽大学演奏会ゼミの一つ、飯靖子(いい・せいこ)ゼミの学生さんたち13名が、今年もめぐみ教会にやってきてくれて、素晴らしいプレゼントをくれました。
賛美歌学会が日本語訳を出した南米のパブロ・ソーサ歌集、ニュージーランドのコリン・ギブソン歌集などからも魅力的な賛美歌を歌ってくれて、ここ数年それらを奉唱してきためぐみ教会聖歌隊の面々は大喜び。「やっぱ音大生は違うね。」
このゼミの特色は、「実際に教会で賛美歌を演奏する」という目標のもとに集まってきているけれど、専攻はばらばらである、ということです。今年は声楽科は3人で、あとはオルガン、フルート、ユーフォニウム、バス・クラリネット、作曲という面々。あと、助っ人でかけつけてくれたデッカイ頼りになる男性は、チューバが専門ということでした。
合唱の中に、ユーフォニウムとバス・クラリネットによる演奏も折り込まれて、大変楽しめるプログラムでした。
セイコ先生、学生さんがた、アドベントに入った最初の日に、神の御子がこの世に来てくださったことの喜びを、音楽を通して味わわせてくれて、本当にどうもありがとう!
by boxy-diary
| 2014-12-05 07:50
| さんびか