2014年 10月 01日
拙作の紹介です(^^ゞ |
前のエントリーで書きましたように、2014年度賛美歌学会広島大会に合わせて刊行された小歌集『未来に向かって Wo Menshcen sich vergessen ~平和をうたう~』の、「邦人作賛美歌歌詞」のコーナーに、不肖ワタクシの試作三つを載せて頂きました。
そのうちの一つ、「海の彼方に」は畏れ多くも、かの滝廉太郎大先生の名曲「荒城の月」(歌詞:土肥晩翠)の旋律に載せたものです。
皆さん、学校で習うので「荒城の月」といえばすぐに口ずさめるのではないでしょうか。あのメロディで次の歌詞を歌ってみてくださいますか。
海の彼方の闇の空
かすかに光る星ひとつ
戦に消えしあの人の
無言の声のなお響く
国を守れと強いる者
犠牲となれと説く者が
ひとの命を盾として
民を滅ぼす戸を開く
どこの国へと生まれても
命の重さ変わりなし
明日を失くしたあの人の
文字なき便りなお語る
槍を直して鎌となし
敵を赦して友となす
戦い拒む勇気こそ
主イエスの愛を生きる道
いかがでしょうか。
この歌集には、作品の下に作者コメントを付すことになっているですが、そこにはこう書きました。
戦没画学生慰霊美術館「無言館」に展示されている若き画学生たちの作品に、溢れるばかりの思いを聞きました。兄弟を南方戦線で亡くされた方の話を聞き、失われたものの大きさを改めて思いました。耳を澄まして、なお響く声に耳を傾け、未来に向けての決意へとつなげたい。滝廉太郎がキリスト者であったこと、ベルギーの修道院で「荒城の月」の曲が「ケルビム賛歌」として歌われていることを知り、この名曲にのせての賛美歌創作を試みました。
そのうちの一つ、「海の彼方に」は畏れ多くも、かの滝廉太郎大先生の名曲「荒城の月」(歌詞:土肥晩翠)の旋律に載せたものです。
皆さん、学校で習うので「荒城の月」といえばすぐに口ずさめるのではないでしょうか。あのメロディで次の歌詞を歌ってみてくださいますか。
海の彼方の闇の空
かすかに光る星ひとつ
戦に消えしあの人の
無言の声のなお響く
国を守れと強いる者
犠牲となれと説く者が
ひとの命を盾として
民を滅ぼす戸を開く
どこの国へと生まれても
命の重さ変わりなし
明日を失くしたあの人の
文字なき便りなお語る
槍を直して鎌となし
敵を赦して友となす
戦い拒む勇気こそ
主イエスの愛を生きる道
いかがでしょうか。
この歌集には、作品の下に作者コメントを付すことになっているですが、そこにはこう書きました。
戦没画学生慰霊美術館「無言館」に展示されている若き画学生たちの作品に、溢れるばかりの思いを聞きました。兄弟を南方戦線で亡くされた方の話を聞き、失われたものの大きさを改めて思いました。耳を澄まして、なお響く声に耳を傾け、未来に向けての決意へとつなげたい。滝廉太郎がキリスト者であったこと、ベルギーの修道院で「荒城の月」の曲が「ケルビム賛歌」として歌われていることを知り、この名曲にのせての賛美歌創作を試みました。
by boxy-diary
| 2014-10-01 12:02
| さんびか