2011年 08月 21日
ホメオパシーの暴走 |
数日前に、長野県に住む男性の方からお電話をもらいました。
その方は、広汎性発達障害のお子さんを持っておられるそうです。お連れ合いがホメオパシーにはまり、御自身もそのホメオパスにかかったことがあるそうなのですが、ホメオパスが「その薬を飲んでいたらなおらない」、「そのような障害もレメディでなおせる」といった発言をしているとのこと。
このような民間療法の治療家(?)がいることは、同じ障害をもったこどもたちに深刻な影響を及ぼしてしまうのではないかと危惧されて、どこかで私の連絡先をきいて電話してこられたようです。
その方自身も、自分の子を守るために戦わなければならない立場にあります。
私は、この問題への専門家でもなんでもなく、何も力になることができません。が、しかし、これは由々しき事態であると思いましたので、私の関係した件で知り合った、この問題に関心をもっているマスコミの人たちの連絡先を教え、ぜひ警鐘をならしてほしいとお話ししました。
私が別に聞いたり読んだりした情報においても、自閉症や統合失調症など、現代の医学においては脳における問題がひきおこしていると考えられている病気について、「ホメオパシーのレメディでなおせる」とか、「現代医学の薬をのんでいては悪くなるばかりだ」といった、きわめて危険な発言が現場ではなされているようです。これは、本当に危ないことです。
昨年夏に、日本学術会議がホメオパシーに関する声明を発表して、ホメオパシーや類似の民間療法が持つ危険性がかなり世間に知られるようになりましたが、それでホメオパシーが下火になったかというと、そうでもなくて、逆に世間の非難を浴びたことによってカルト的な熱心さに拍車がかかったような面があるようです。
「A」問題を憂慮する会」としても、はやく資料をまとめて、このような例があるのだと知らしめなければならないと思ったことです。
その方は、広汎性発達障害のお子さんを持っておられるそうです。お連れ合いがホメオパシーにはまり、御自身もそのホメオパスにかかったことがあるそうなのですが、ホメオパスが「その薬を飲んでいたらなおらない」、「そのような障害もレメディでなおせる」といった発言をしているとのこと。
このような民間療法の治療家(?)がいることは、同じ障害をもったこどもたちに深刻な影響を及ぼしてしまうのではないかと危惧されて、どこかで私の連絡先をきいて電話してこられたようです。
その方自身も、自分の子を守るために戦わなければならない立場にあります。
私は、この問題への専門家でもなんでもなく、何も力になることができません。が、しかし、これは由々しき事態であると思いましたので、私の関係した件で知り合った、この問題に関心をもっているマスコミの人たちの連絡先を教え、ぜひ警鐘をならしてほしいとお話ししました。
私が別に聞いたり読んだりした情報においても、自閉症や統合失調症など、現代の医学においては脳における問題がひきおこしていると考えられている病気について、「ホメオパシーのレメディでなおせる」とか、「現代医学の薬をのんでいては悪くなるばかりだ」といった、きわめて危険な発言が現場ではなされているようです。これは、本当に危ないことです。
昨年夏に、日本学術会議がホメオパシーに関する声明を発表して、ホメオパシーや類似の民間療法が持つ危険性がかなり世間に知られるようになりましたが、それでホメオパシーが下火になったかというと、そうでもなくて、逆に世間の非難を浴びたことによってカルト的な熱心さに拍車がかかったような面があるようです。
「A」問題を憂慮する会」としても、はやく資料をまとめて、このような例があるのだと知らしめなければならないと思ったことです。
by boxy-diary
| 2011-08-21 22:45
| ホメオパシー